シャシャンボ(和製ブルーベリー)第2弾
我が萌ブルーベリー園福津農場の中に、日本原産のブルーベリー〝シャシャンボ〟を栽培しています。シャシャンボは、関東以西に広く分布しています。栽培しているのは、自生地から掘り上げてきたものや、実生から育てたものがほどんどで、一部、挿木からのものもあります。
実生は、親木の性質が優れている木の実をからとりました。ほれぼれするぐらいびっしりと実がついているんです。
ゴマの種よりもっと小さく、砂粒ほどでしょうか。吹けば飛ぶようなちっちゃな種です。でも、丁寧に播種をすると、以外と発芽率がいいんですね。
実生の苗は、挿木苗よりも発根の状態が優れています。挿木苗は、挿し穂の切り口から、粗めの根が数本伸びて、さらに根がわかれていきます。実生苗は、茎と直結したがっしりとした根が、数本に分かれて、さらにひげ根を伸ばしていきます。挿木苗の生長は、一見早く見えますが、2年ほど経つと少しずつ、実生苗の方が勢いを増してくるんですね。
9月も終わりという時期なのに、花が咲いていました。実にはなりきれないと思いますが。常緑樹ですが、今なお、若枝を伸ばしています。
今年も、シャシャンボのジュースやジャムをつくってみるつもりです。
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