2008年9月27日土曜日

和製ブルーベリー「シャシャンボ」の今!!

九州北部の低丘陵地のいたる所で、日本原産のブルーベリー「シャシャンボ」が、元気に生きています。時折、思いついたように足を運んでは、シャーッターを切っています。
この一帯には、20本程のシャシャンボがあります。実の付き方は、個体差もありますが、ほぼ写真のように、ビッシリついています。ジャムやジュースにするために、収穫するのですが、相当量があります。実の中には、色づき始めたのも。12月位が収穫の最盛期でしょう。



ここに自生しているのは、鳥が糞と一緒に落とした種から発芽したものと思われます。もともと、ここは大きな工場団地の周辺の法面で、造成地でした。傾斜も30度以上あります。



粘土質で、痩せ土というのも幸いしたのでしょう。全く、不揃いな位置に、自生のシャシャンボが、自生しているのです。ここでは、造園業者に法面の草刈や手入れを依頼していますが、次第に大きくなっていくシャシャンボを残してくれたのが、ここまで育ってしまたのと思われます。刈り込みにくいススキや蔓などは残したままです。



綺麗に刈り込みが終わったあとには、根元に固形の油粕をやっています。枝等はシャシャンボ以外の樹木も、剪定などはしていなせん。20年程経っているのでしょうか。今では、ちゃんと市民権を主張しています。



シャシャンボに混じって榊などが混雑して育っている箇所もあります。競争力の弱いシャシャンボですが、他の樹木が低木なので、お互い元気に茂っているんですね。残してくれた、造園業者も、良いことしてくれましたぁ。
最初からここの会社が植樹した樹木には、ちゃんと登録番号が取り付けてありますが、無登録のシャシャンボには、がんばってもらいたいと思っています。

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